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バンコクのアマタスプリングCCで開催中の男子プロゴルフ欧州・アジア選抜対抗戦「ロイヤルト・トロフィー2009」は初日の1月10日、フォーサム(ペアで1つのボールを交互に打つ試合形式)が行われ、アジア選抜チームが4試合中3試合に勝利、幸先よいスタートを切った。 朝9時過ぎの快晴で心地よい風が吹く中、11時15分の1組目スタートを前に、練習場は在留邦人が観客用のスペースをすでに埋め尽くす異様な雰囲気。弱冠17歳で日本ゴルフツアーに旋風を引き起こした石川遼の人気はここタイ国でも同様で、本人石川が練習場に現れ、練習を開始するといっせいにカメラのシャッター音とざわめき声で埋め尽くされた。偶然、他の選手がまだおらず、広い練習場は一時石川一人の貸し切り状態となり、さながら小劇場。前評判やうわさはある程度聞いていた主催者側も、初日でしかも平日の金曜日から、これほどの日本人観戦者が集まるとは予想していなかったようだ。そんな中、1組目のスタート時間が迫ると1番ホール周辺は身動きができないほどの大混雑の中、試合が始まった。 石川、谷口組は2番でまず先制し良いスタートを切ったものの、その後はショットとパットがなかなかかみ合わず、6番で追いつかれ7番で逆にリードを許す嫌な流れになった。1ダウンで迎えた前半最後の9番、欧州チームの第2打目がグリーン横の池に入り、このホールを取ってイーブンに戻した。 後半に入り、石川のスーパーショットでいきなりバーディチャンスを迎え、谷口が冷静にこれを決めて1UPとリードするものの、その後一進一退の攻防が続き、14番で欧州チームに並ばれた。その後は地力に勝る欧州チームのペースに。迎えた17番、このホールを勝たないと負けになるショートホールで、欧州組はグリーン右の土手上にミスショット、石川のティーショットはグリーンを捉えたものの段の下で長いバーディーパットを残した。欧州選抜のハンセンがそこからスーパーアプローチを見せ、万事休す。尾崎主将がもくろんだ1組目の幸先よい勝利とはならなかった。 しかし、その後の組ではアジア選抜が大健闘、結果は3対1で初日はアジア選抜の勝利となった。 〈大会1日目 試合結果〉 ハンセン・ローリー 2&1 石川・谷口 Cウィー・Wリャン 2UP マッギンリー・ララサバル 谷原・SKホ 1UP ドウティー・ウイルソン Tジャィディー・Pマークセン 5&4 ファースト・エドフォース 大会初日の今日、日本人観客の観戦マナーの悪さが目立った。ロープの中を歩いたり、携帯電話で普通に話していたりと、通常の試合ではでは考えられない行動に大会関係者や選手から苦情が相次いだ。大会2日目は11時05分から行われる。 〈試合後のコメント〉 尾崎直道主将(共同インタビュー) 「選手が初日から非常に良い結果を出してくれ、夢のようだ。過去のロイヤル・トロフィーでの結果と比べて、今回は非常に満足の行くものとなった。2日目以降も、今日同様のプレーをしてくれることを確信している。セベ(セベバレステロス、前回大会の欧州選抜主将)のやり方を見て、良い結果をだしているときは組み合わせをいじらないというやり方を学んだ。今回の組み合わせは非常に良いものであったと判断、2日目も同じ組み合わせで行こうと決めた。選手同士は通常のツアーでもお互いをよく理解している仲間で、この試合に勝つためのモチベーションも非常も高く、それが今日の結果につながったと思う」 石川 遼(日本メディア向けインタビュー) 「非常に悔しい。勝負どころのショットやパットが少しずつ外れて、それがすぐ悪い流れに変わってゆくのがマッチプレー。昨晩はかなり緊張した。緊張するのは初めてではないが、今回の緊張感は今までに経験したことがないもので。緊張の重みが違うと感じた」 谷口 徹(日本メディア向けインタビュー) 「明日はフォーボール(ペアの良い方の結果を採用する試合方式)なので、どんどんバーディーを狙って攻めていきたい」 「(マナーがあまりよくない日本人観客について) そうですか? あまり気になりませんでしたが、今大会はカメラOK なんですか?」(と取材陣に逆質問。通常のゴルフツアーではカメラの持ち込みが禁止されているため、今回の雰囲気にはとまどっていたようだ) newsclip.be |
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