タイ首相、年内総選挙に否定的
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作成日時 : 2010/05/31 17:39
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【タイ】タイのアピシット首相は29日、年内の下院解散、総選挙に否定的な考えを示した。即時解散総選挙を求めるタクシン元首相派のデモを鎮圧、状況がいったん沈静化したことから、現下院の任期である2011年末まで、できる限り先送りを図る見通しだ。ただ、タクシン派の反攻は不可避と見られ、情勢は不透明だ。
首相はタクシン派が4、5月にバンコク都心部を占拠した際に、9月後半解散、11月総選挙という日程を提案した。タクシン派は首相提案の原則受け入れを表明する一方、都心部占拠を続け、5月19日に治安部隊により強制排除された。強制排除後、バンコクや東北、北部の一部都市はタクシン派による連続放火などで混乱したが、情勢は落ち着きを取り戻しつつある。29日にはタイの76都県中、バンコク、北部チェンマイなど1都23県に発令されていた夜間外出禁止令が解除された。
タクシン派は下院総選挙で、2001年、2005年、裁判所の判断で無効とされた2006年、反タクシン派軍事政権下で行われた2007年と4度連続して第1党になり、2005年には議席の75%を占めた。現在の下院(定数480)議席数はタクシン派野党のプアタイ189、連立与党側の民主党172、プームジャイタイ党32、プアペンディン党32、チャートタイパタナー党25など。
アピシット首相が党首の民主党はタクシン派が今回の過激な反政府集会、暴徒化で支持を減らしたと分析、現時点で総選挙を行った場合、プアタイが180議席を割り込む一方、民主党は180―190議席を獲得し第1党になると予想しているもようだ。ただ、これまで4連勝というタクシン派の実力は侮れず、勝敗が読めない選挙は避けたいのが本音。チュワン元首相ら民主党の一部幹部はアピシット首相の9月解散案にも強く反対していた。
newsclip.be
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