「劇でタイ王室批判」 女子大生ら2人に禁錮2年半

【タイ】2013年にタイ国立タマサート大学のキャンパスで演じた劇でタイ王室を批判したとして、大学生の女性(24)と政治活動家の男性(27)が不敬罪に問われた裁判で、タイ刑事裁判所は23日、被告2人に禁錮2年6カ月の実刑判決を言い渡した。

 2人は2014年8月に逮捕、こう留され、保釈を認められないまま、判決を迎えた。罪を認め、控訴しない方針とみられる。

 警察はこの劇に関与した他の容疑者数人の行方も捜査している。

 2014年5月のクーデターで発足した軍事政権は不敬罪による摘発を強化し、それ以前の民選政権下で問題とされなかったケースも遡って摘発し、短期の裁判で重刑を科している。タクシン元首相派の元政権幹部ら国外にいる不敬罪容疑者約40人についても、各国に身柄引き渡しを求める方針を示している。

 不敬罪はタイ国王夫妻と王位継承者への批判を禁じたもので、違反した場合、1件につき最長15年の禁錮刑が科される。人権保護団体ヒューマン・ライツ・ウォッチ(HRW、本部ニューヨーク)によると、不敬罪の裁判は1990年から2005年にかけ、年4、5件程度だったが、反王室のイメージがあるタクシン派と特権階級を中心とする反タクシン派の抗争が激化した2006年以降は累計数百件に上る。

 不敬罪の容疑者のほとんどはタクシン派で、逮捕後、保釈を認められないまま実刑判決を受け、控訴せずに服役するケースが多い。殺人容疑でも保釈が比較的容易に認められ、控訴が普通のタイの司法システムの中で、異例ずくめの法律といえる。

元記事:newsclip.be
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